遅延型フードアレルギー検査を受けた話

(写真は卵・乳・小麦・白砂糖・添加物不使用のマフィン。とても美味しいです)

遅延型フードアレルギーを受けた理由

今回の休業をきっかけに、生来のアレルギー(アトピー)体質をこれまでの対処療法ではなく、根本的な対策や改善をしなければと思うようになりました。
その一つとして食事があります。時々突発的に起こる痒みやじんましん、肌の炎症の原因が分からず、食事を疑い病院で食物アレルギー検査を受けましたが食べ物に関してはすべて陰性。腑に落ちない私は、色々と調べる中で遅延型フードアレルギーの存在を知りました。

遅延型フードアレルギーとは?

一般的なアレルギーは卵や大豆、牛乳などのアレルゲンを食べた時にじんましんや痒み、呼吸困難の症状がでることを言いますが、その食べ物を食べてすぐに症状が出るのを「即時型アレルギー」と言います。

それに対して、食物を摂取後、数時間から数週間後に症状が出現する食物アレルギーがあります。食物摂取から症状の発症までに時間差があるうえにその症状は頭痛、不眠、下痢/便秘、皮膚疾患、うつ、倦怠感、喘息など様々で、その症状がその食物に起因しているということが分かりずらいのです。

私のように食物アレルギー検査(即時型)を受けて何も出なかった人でもこの遅延型の検査を受けると反応がでる場合が多くあるそうです。アレルギーや体調不良の原因がはっきり分からず対策に困っている人はこの遅延型の検査で何か手がかりが得られるかもしれません。

※この遅延型フードアレルギー検査、日本アレルギー学会は科学的根拠がないとして否定しているようです。確かに食物摂取から数時間~数日経過して現れた症状は、食物との因果関係を証明しずらいのでしょうね…。ただ、病院によってはこの検査法を有用として診療で取り扱っている所もありますし、何より体調不良の原因がはっきり分からず苦しんでいる人には一つの手がかりになるのではと個人的には思います。

※そんなためか、この遅延型フードアレルギー検査は保険がきかないので値段が3万円以上します。そして、採取した血液をアメリカに送る必要があり、結果がでるまで1ヵ月くらいかかります。
またこの検査を取り扱う医療機関も限られており、どこでもやってくれる訳ではありません。ちなみに私は野本真由美スキンケアクリニックで検査を受けました。

検査の結果

さて私の検査結果ですが、以下が過敏反応がでた食物です。それほど多くありませんでした。

  • 卵白
  • 大麦
  • えんどう豆
  • 製パン用イースト
  • 醸造用イースト
  • カンジダ(真菌)

 ←検査結果の一部 ※0~2:正常、3~:値が上昇

意外にも牛乳や小麦は陰性でした。
クリニックの先生が言うには、なかなか良い結果だそうで100人中5位くらいだそうです。(!)

しかーし!

この検出された食物をまずは除去してみようとした時に、少ないながらもこれらの食物がとても厄介であることが分かりました。

卵白、えんどう豆、製パン用イーストは分かりやすいので除去しやすいです。
パン、天ぷら、フライ、マヨネーズ等はNG。
パン、天ぷらは好きなので気持ちは悲しいですが、食べなくても食生活はさほど困りません。

次に大麦はビール、もち麦などが挙がりますが、しかしそれだけではないんです。
大麦麦芽は粉末状に加工され、甘味料や着色料として多くの総菜や食品に含まれていることが分かりました。
カラメル色素やカラメルという名前で食品の原材料欄に表示されており、結構あちこちで見かけます(>_<)
着色料とか入れなくていいのに…(泣)

そして、最大に厄介なのが醸造用イースト。
イースト=酵母なので、発酵食品は該当し、醤油、味噌、みりん(醸造用アルコールを加えている)、酢、醸造酒(ビール、日本酒、ワイン)、市販のだし類(原材料欄に酵母エキスと表記されている)はすべてNGという事になる(>_<)

毎日、味噌汁を飲み、醤油・酒・みりんは和食ならほぼ全てに使うのに…。納豆もわりと食べてます。
愕然としました。きっちり除去しようとすると何も食べれなくなります。
※ただ醤油や味噌に使われる菌は厳密には種類が異なるので少量なら問題ないという話もあり。

最後にカンジダ。

体に常在しているこの真菌(カビ)は、増殖すると腸内を荒らしアレルギー物質を吸収しやすくするとのこと。このカンジダが特に好物なのが、甘いものや糖質など。
つまりカンジダを増やさないためには甘い物を多く食べ過ぎないことが必要という訳です。

実は今年の夏、頂きものの果物(スイカ、メロン、梨)を一度に大量に食べ、その後で手が痒くなったことが何度かありました。果物のアレルギーを疑い検査しましたが、結果は即時型、遅延型ともに陰性でした。でも恐らくはカンジダの増殖が原因だったのでしょう。果物も適度な量にすべきですね…!

除去の現状と結果

ということで、遅延型フードアレルギー検査で過敏反応がでた上記食物をできる限り除去して1ヶ月が経過しました。まだ大きな変化はありませんが、突発的に起こるじんましんは減ったように感じます。しかし数か月は除去する必要があるとも聞くので、試しにこの除去生活をしばらく続けてみようと思います。

しかし除去の程度として、完全な除去できてはいません。
卵、エンドウ豆はもちろん除去し、添加物として含まれていることが多い大麦(カラメル)や酵母エキスも原材料名を見て極力避けていますが、発酵食品のうち味噌、みりん、酒などは普段の料理に使うので避けようがないので使ってますし、納豆など体に良いとされているものは適度に食べています。
(もちろん体の調子を観察しながらです。体の調子が悪くなるようならやり方を変えます)

アレルギー反応物質を完全に除去しようとして何も食べれなくなり、そもそも必要な栄養摂取ができなくなったら健康を維持できず本末転倒ですしね。
除去だけに固執せず、他のことも含めて体質改善に取り組んだ方が良いのかなと言うのが今の私の考えです。
数か月続けてみて変化があれば良いと思います。また、経過を見て報告させていただきます☆

【注意】本内容は個人の体験や感想なので、全ての人に当てはまるわけではありません。

<2021年9月10日追記>
後日検査をしたメーカーに問い合わせをしたところ、納豆は同じ発酵食品でも菌(枯草菌)が異なるので、醸造用イーストの除去対象にする必要は無いとのことでした。良かった~!

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